
38万キロの遅れが、リズムになる。
本エントリはALTILANの想像に基づく創作です。実在の企業・団体の公式見解ではありません。
ビジョン物語|抜粋
2040年10月16日、開演の15分前。アカリは地球側の会場の3列目にいた。ステージの奥に巨大なスクリーンがある。映っているのは月面基地のドームだ。電波は光の速さで進む。それでも月までは1.3秒かかる。こちらの音があちらに届くまで1.3秒。あちらの音が戻ってくるまで、さらに1.3秒。
先輩が話し終えたら3つ数えてから話すようになった。3つ数えるあいだ、画面の中の先輩はこちらを見て待っている。会話ならそれで足りる。合奏では、その間が音の遅れになる。音楽は1000分の1秒のずれを聴き分けてしまう営みだから。照明が落ちた。
3つの成長機会
- 常識の反転
- 課題とされてきた通信の遅れを、新しい芸術表現の素材に変えます。遠隔合奏の技術は、地球上の音楽体験の質も引き上げます。
- 市場の開拓
- 宇宙旅行者向けの音楽体験、宇宙と地球をつなぐ配信、そして「宇宙楽器」の地球での販売。楽しみ方の裾野が広がります。
- 信念の証明
- 誰でも気軽に楽しめる音楽という価値を、重力の外まで運ぶ。ブランドの舞台が、地球から太陽系へ移ります。
最初の一歩
検証0号|今日から打てる一手
地球の2つの会場を回線で結び、月までの片道と同じ1.3秒の遅延をわざと載せて、公開セッションを開く。








